低身長ファッションで気を付けるたった3つのポイント ~前編~
こんにちはYUNです。
今回は、おしゃれになるための基本の基であり
初心者でも、上級者でも、誰もが抑えるべきポイントを書きます。
コーディネートの3つの要素
コーディネートは、3つの要素の組み合わせでしかない。
デザイン(シルエット・素材)
カラー(柄)
サイズ
です。
ダサい人も、おしゃれな人も、長身マッチョな外国人も、すべてこの3つの要素の組み合わせでコーディネイトが完成しています。
それでは、それぞれの要素について、解説していきます。
また、低身長の男子には、どういった組み合わせが簡単におしゃれに決まるのでしょうか。
デザイン(シルエット・素材)
デザインの要素については、さまざまな形があり、最も時代によって変化が激しいボトムスを例に解説しますよ。
みなさん、どんなボトムスを持っていますか?
ほとんどの人は、扱いやすいデニムやチノパンを沢山持っていますよね。中には、スラックスもプライベートで履くよという人。また、暑くなれば短パン。
最近の流行りでいえば、
ひざにダメージは入っていたり、ジャージ素材のパンツを履いていたりします。
パッと、検索をかけて、ざっくり取り上げただけでもこれだけの種類があります。
①ザ・普通のストレートタイプのブルーデニム
②足にぴったりまとわりつくスキニーデニム
③同じスキニーでも、ひざにダメージが入ったもの
④太ももはゆとりがあり、裾に向かって細くなるテーパードデニム
⑤きれい目スラックス
⑥ワイドスラックス
⑦チノパン
⑧細身のジャージパンツ
⑨つやのある半ズボン
このように、ざっと挙げただけでも、さまざまなタイプのボトムスが存在します。では、どれが今風であり、低身長の男子でも簡単にサマになるのでしょうか?
(1)履くだけで簡単におしゃれを作りやすいもの
(2)おしゃれだが、少し工夫のいるもの
(3)初心者は避けたほうが良い、
低身長がおしゃれに見えるには難しいもの
このようにカテゴリー分けすることができます。
では、なぜ履くだけで簡単におしゃれになったり、コーディネイトがむずかしかったりするのでしょうか?
服の形でアルファベットを作る
コーディネイトの全体像をアルファベットに表すことがあります。
Aライン、Iライン、Yライン、Oラインなどですね。
細々違いはあれ、すべてのコーディネイトがこの4つの形どれかに分類されます。
ボトムスは、コーディネイトの形を作るときの基礎になります。
Aラインは上半身を細く、下半身にボリュームを持たせたシルエット
Iラインは上下ともに体に合った 細身のサイズを選ぶシルエット
Yラインは上半身にボリュームを持たせ、下半身は細身のシルエット
Oラインは上下ともにゆとりのあるシルエット
上記の、初心者が避けたほうがいい、低身長でサマにならないボトムスで紹介した
などは、ボトムスの太さが中途半端で、どのシルエットも作りづらいからです。
さて、では
この4つのなかで、低身長の男子が簡単にサマに見えるシルエットはどれでしょうか?
すばり、初心者のうちは、Yライン一択でいいと思います。
Yラインシルエットは、上半身にボリュームがあるので、体の上のほうに目線がいきます。すると、身長が低く見えずらくなるのです。また、上半身にボリュームを持ってこれるので、ガリガリな人も、ぽっちゃりな人も体型をごまかしやすくなります。
写真では重ね着をしていますが
Tシャツのサイズを1つか2つ大きくするだけでも、このシルエットを作ることができるのが、スキニーだったり、テーパードパンツです。
では、同じように細いボトムスで作れるIラインシルエットではだめなのか?
ダメではありませんが、「低身長の男子」という条件が付くと、簡単におしゃれに見せるのは難しくなります。写真のような長身で、頭の小さな外国人であればIラインシルエットを作るとカッコいいです。
これを低身長がやるとどうなるか
平たく言うと、おしゃれっぽくはならないです。
あくまでも、普通。
です。
しかも、低身長の男子は、体が華奢だったり、中にはぽっこりお腹の人もいるでしょう。ジャストサイズのIラインシルエットを作るとどうしても体のラインが出てしまいます。
同じように、Aラインも、Oラインも、上手にシルエットを作ってあげないと身長が低いのが強調されがちです。
シルエットにかんしては、Yラインを意識して、トップスにボリュームを持たせてあげるといいでしょう。
次回に続きます。