低身長ファッションで気を付けるたった3つのポイント ~後編~
こんにちはYUNです。
今回は、コーディネートの構成要素の後編です。
前編はこちら。
コーディネートはどんな人でも
デザイン(シルエット・素材)
カラー(柄)
サイズ
の組み合わせで構成されています。
高身長で顔が小さければ、どんな服を合わせても大体サマになります。しかし、僕のように、165㎝といわゆる低身長の男は、工夫しなければおしゃれになりません。では、どのような組み合わせをすれば、低身長の人間でもサマになるのか。
前編では、デザイン(シルエット・素材)の項目について書いたので、今回はカラー(柄)、サイズについて言及します。
カラー(柄)
メンズのファッションは、レディースほど、色にこだわっていません。女性のファッションスナップは見ているだけで勉強になるし、楽しいです。
メンズで、こんなにきれいな色を使っている人はなかなかいません。そういう組み合わせもあるのね。と素直に感心します。しかし、男性がこれをそのままトレースすると浮いてしまいますよね。この色とこの色は会うんだと、色合わせの参考にするぐらいでいいです。一番上なんかは、男が合わせるとのび太みたいになっちゃいますから。一番下はマリオかな(笑)
メンズのファッション上級者でない、かつ、低身長であればこの法則に当てはめればまずは無難にサマになると思います。
法則1 黒・グレー・白・紺・カーキ(緑)の5つの色の組み合わせでコーディネートを作る
法則2 ボトムスに濃い色を持ってきて、トップスに薄い色を持ってくる。
あとは、デザイン(シルエット・素材)、サイズを調整してあげれば、まず無難にサマになります。
白・黒は無彩色で、グレーはその中間の色。
この三色と合わない色はありません。これとデニムによく使われる紺は合わない色はありません。またカーキ(緑)も無彩色と相性がいいです。
例えば
ボトムスに薄い色だったり、柄物を持ってくると、下半身に注目が行きませんか?
一番下の黒とグレーのコーデでは、帽子をかぶることで頭に注目を向けて、それを中和しています。
僕たち低身長の人間は、足が短いのがばれないほうが都合がいいのです。
同じ色で、上下で濃淡をつけた、ワントーンコーデでも、上半身に薄い色を持ってくると、上半身に注目がいきますよね。
とりあえず、黒・白・グレー・紺・カーキの5色でコーデを作り、スーツのような上下で完全に色が同じのセットアップスタイル以外は、上下で濃淡を作り、トップスに淡い色を持ってくれば、初心者のうちは上等におしゃれ民になれます。
サイズ
ファッションにおいて、もっとも重要で、これ以上はないのがサイズ感です。低身長の人間にとっては更に最上級に重要な要素です。
これさえ、自分に合って、今風なものが選べれば、無敵です。
街中で、低身長でもおしゃれな人を観察してみてください。100%サイズ感がカッコいいです。
では、自分に合ったサイズ感ってなんなの?
服を買って失敗して、何が合わなかったのかのトライ&エラーを繰り返せばなんとなくこのサイズが自分には合う。とわかります。僕もとりあえず買ったけど、なんか合わなくて着ない服が年々減っています。
しかし、そんなことするの、お金がもったいないし、時間の無駄ですよね。
低身長の人間が、自分に合ったサイズの服を選ぶ、また簡単にサマになるサイズを選ぶために必要なことは...
・ちゃんと試着をする
・自分のサイズを知る
・トップスはジャストサイズではなく、大き目を選ぶ
この3つを守ることです。
まず、服を買うとき必ず試着してください。
自分のサイズはSだから…と決め込んで買ってませんか?
それがなんかしっくりこない原因の一つです。
例えば、ユニクロでTシャツを買うとします。たかがTシャツでも種類が違えば着丈や身幅や袖丈が違いますし、去年と今年ではまた、サイズ感が変わってます。神は細部に宿ります。前髪が1㎝伸びただけでも、印象が変わるように服も全然見え方が違います。
試着が恥ずかしいという人も中にはいると思います。確かに試着したら買う方向にもっていかれるショップもありますが、セールストークに入られたら「考えます」とか「とりあえず他の店も見たいです」だけでいいのです。仮にバカにされそうだから...という理由でも、今からおしゃれになろうと努力する人間にマウント取ってくるようなショップ店員などクソだと思っておけばいいです。(実際、サービス全盛のこの世の中にもファッション関係の人間にはオシャレなやつが偉いとか思っている人もいますが...)
とりあえず、試着がイージーなユニクロなどで、同じ商品の全サイズを持って行って試着をしてみてください。自分のサイズはSだと決めて買っていたのに、意外にもMがかっこよく見えたり、手を出すことのないと思っていたLがしっくりくる場合もあります。
ボトムスでは、もっとサイズ感にこだわって買ってください。僕は欲しいデザインのボトムスがあってもサイズ感がぴったり合わなければ買いません。例えば薄いブルーのデニムを買おうとしたらいろいろな種類の自分に合いそうなサイズのモノを何度も試着します。一着買うのに2.30回はします。
面倒ですが、低身長がかっこよく見えるためには、必要な手間だと考えます。
ウエストはピッタリか?もも幅、裾幅はどうか?丈直しをしてもシルエットが崩れないか?など。
自分のサイズを知る
自分のサイズを知れば、試着の手間が減ります。
あなたは、自分の袖丈や、くるぶしまでの股下の長さを知っていますか?これは家にあるメジャーで測ってください。メジャーが無ければ100均で買ってきてください。自分で測れなければ母ちゃんに頼むでもいいし、服を買う店で測ってもらってもいいです。
重要なサイズは、袖丈と股下の長さです。
体の先端が長かったり短かったりすると目立ちます。トップスはあえてオーバーサイズにする場合もありますが、これを知らないと絶対におしゃれになりません。低身長の人間はほぼ全員が裾直しが必要ですが、どの丈感が一番かっこよく見えるのかを知っておくのは大事です。
トップスはあえてジャストサイズではなく、大き目を選ぶ
これは、今風感を出す、また低身長の人間がきれいなYラインを作るためのテクニックです。決して、ジャストサイズのものが悪いわけではありませんが、大き目を選ぶことで雑誌でいう「抜け感」とかが出て洗練されるよ。って話です。
騙されたと思って、ふだんよりも大きめのサイズを試着してみてください。意外にもかっこよく見えることを発見できるかもしれません。